04821
The original uploader was Rling at English Wikipedia.(Original text: Richard Ling), CC BY-SA 2.5, via Wikimedia Commons

セーリングは西洋圏で非常に人気なマリンスポーツで数多くのヨット乗りが大海原に漕ぎ出しています。
しかし日本までヨットで行くのは特に難易度が高いらしく、海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

スポンサードリンク



●投稿主
ヨットで日本に行くのはなにが難しいんだろう?
youtubeでヨット乗りの動画を見てたら日本へはヨットで行けないと言っていた。
何故そんなことを言ったんだろうか。
日本へヨットで行くことに関する動画はそんなにたくさん見たわけじゃないけど、行けたら素晴らしいと思う。
風が良くないとか?

●comment
確かメルボルンから大阪へ行くレースが開催中だったはず。
※メルボルン大阪カップのこと:公式サイト
その人は難しく捉え過ぎなのでは?

●comment
まず日本へ行くためには南太平洋の寄港が容易な航路のかなり北側を通っていくことになる。
なので航海期間がかなり長くなる。
それでは長くかかりすぎると考えるヨット乗りは多いからハワイ経由で日本に向かうことになるけど、ミッドウェーやウェーク島を経由してもかなりの時間がかかることになる。

そして日本に到着したら次はどちらに向かうかという問題もある。
カムチャツカ半島からアラスカに行って北西航路(※北米大陸の北側を通って大西洋に抜ける航路:wikipedia)を西から東へ?
東から西に吹く風を捉えるためにはかなり北寄りのルートをとる必要があるけどここは夏でも低気圧の影響をかなり受ける。
フィリピン海を通る南西方向へのルートは政治的に不安定な海域だ。
通れないわけではないけど安全性を考えて選ばないことが多い。
つまり日本はセーリングにとって行き止まりのような立地になっている。

●comment
↑これなんだよな。
間違いなく可能ではあるんだけどハワイからカリフォルニア州に戻る航海のように太平洋高気圧を北上するだけで1週間以上かかるかもしれない。
仮に戻りの貿易風を捉えられたとしても。
黒潮の流れや小笠原高気圧の位置によっては往復とも長く過酷な航海になる可能性もある。
到着後は素晴らしいセーリングエリアが幾つもあるけど南カリフォルニアと同じように割と閉じた立地になっていてアメリカ東海岸や地中海沿岸の様に色んな港にアクセスしやすいわけじゃない。
あとは言語の壁、ヨット乗りの手続きには慣れていない港湾職員という要因もあるから慣れ親しんだマリーナを渡り歩くレジャーボート愛好家には難易度が上がることになるかもしれない。

●comment
↑日本には1万4125の島があり、有人島だけでも260あるからそれらを回るだけでもかなり時間をかけられそうだ。
でも本州だけに行くつもりなら確かに行き止まりに感じるかもね。

●comment
ゴジラを怒らせることになるぞ。

●comment
色んな要因が重なってると思う。
日本はクルージングが盛んじゃなくてセーリングを受け入れるマリーナもあまりない。
風向きも良くないから日本に着くまでが大変だ。
日本国内周辺は天候もあまりよくなく、しっかり計画を立てないと非常に危険な航海になる。
ちゃんと錨を降ろさないと命にかかわる。
あと入国には膨大な書類手続きがあるし通訳が必要になるくらい言葉の壁もある。
でも自分は10年日本に住んでいて素晴らしい国だから是非来てみてほしい。

●comment
日本はセーリングが盛んでインフラが整ってる国ほどはセーリングが盛んでないから。
日本でいくつか島に行ってボートで遊んだことがあるけどほとんどが漁船でレジャーボートはほとんどなかった。
いわゆる西洋圏でマリーナと呼ばれる施設もほとんどない。
(※ヨットやレジャーボートを係留・保管する機能を持った港湾施設:wikipedia
ほぼ全部漁港だ。
あと日本には日本のやり方があるから寄港するにしても少し戸惑うことになると思う。
例えばどこに停泊したらいいか聞くためのポートラジオ局(※国際VHF)を持っていないマリーナも多い。
漁港に寄ったとしても英語を話せる人はいないだろう。
助けてくれる人はいるだろうけど、多少なりとも日本語を話せた方が良い。

●comment
アメリカから日本へは貿易風の影響で向かい風になる。
これはヨーロッパからアメリカに行くのと似てる。
なのでヨーロッパからニューヨークに向かって大西洋を横断する航路はあまり人気がない。
それよりもカリブ海に向かう方が良い風が吹くからもっと人気がある。
ニューヨークからヨーロッパへは東風が吹くからより一般的だ。
アメリカと日本もこれと同じなんだけど遥かに距離が長くなる。

●comment
↑自分も最初にそれを考えた。
これはアメリカ西海岸から日本に向かう場合の議論だろうけど、東海岸からの場合はもっと難しくなるだろうな。

●comment
マット・ラザフォード(※アメリカのセーラー)が29フィート(※約8.8m)のデイセーラー(※日帰り航海を想定した小型ヨット)で日本まで行ってたな。

●comment
北半球の環太平洋地域は卓越風(※季節で一定方向に吹く風:wikipedia)の影響で西に向かう航海は向かい風と戦うことになる。
理想的には南に進路を変えて卓越風が追い風になるハワイ諸島やミッドウェー付近を横切りたいところだ。

●comment
日本までセーリングした友達に聞いたけど税関検査を行うために東京に行くしかないのだとか。
その後はマリーナに停泊することになるんだけど空きがないうえに料金がべらぼうに高かったらしい。
その友人たちは南日本の漁村に到着して、現地の人は温かく迎え入れてくれたけど税関職員は厳しかったと言ってた。

●comment
ケン・ウィリアムズの「The Great Siberian Sushi Run」をチェックするんだ。
動力ボートではあるけど素晴らしい実話だぞ。
※シアトルからアリューシャン列島、千島列島沿いに日本までボートで旅した航海記

●comment
鎖国は1853年に終わったから今はそんなに難しくないぞ。
オーストラリアから日本へヨットで向かうレース(メルボルン大阪カップ)も毎年開催されてるしな。

●comment
俺と日本の間には太平洋が横たわっている。

●comment
一番難しいのは日本の周囲は船がたくさん行き交っていることだな。

●comment
↑東京湾でよくセーリングをするけど滅茶苦茶交通量が多いから航路標識や商業船にはかなり気を遣ってる。
一番大変なのは漁船。
レジャーボートよりも優先権を持ってるからこちらは漁船の操業区域から離れて航行することが義務付けられている。
地引網も多くてどのくらい後方まで網があるのかわかりにくいので扱いが難しいこともある。

●comment
不可能ではないけど日本はあまりセーリングが盛んじゃないと聞いたことがある。

●comment
↑日本にも趣味でヨットを持ってる人は多いぞ。
レジャー用マリーナやレースクラブもたくさんある。
温暖な気候だから通年乗れて夏には定期的にレースが開催されてる。

●comment
日本は裕福だし海に囲まれているのにセーリングが盛んじゃないというのは謎だな。

●comment
↑都市化が進んでるからというのはあるだろうな。
都市部に住んでたらボートを牽引できるような車を持つのは難しいだろう。
あとマリーナの広さも限られてくるから係留費用が高くなるんじゃないかと思う。

●comment
↑日本だとボートはマリーナで保管する。
通常は桟橋に係留するけど航海のたびにクレーンで陸まで上げてくれるマリーナも多い。
自分が使ってるマリーナにはスロープ(※ボートの係留場所)が1500ある。

●comment
友達が日本で航海中だ。
今はマーシャル諸島からの航海を終えたところ。
ヨット用の浮き球を持参するか買っておいた方が良い。
大型船舶用のだけで小型船舶用のは少ないらしいから。
でも凄く楽しんでるみたいだ。

●comment
日本のマリーナを紹介するyoutubeの動画を見てたら冬越しは基本的に自由に行えると言ってて凄く良いセーリング文化だと思ったな。
でもアジア圏でセーリングをしてるyoutuberを見かけないのも気になってた。

●comment
友達がメキシコから日本に向かってノンストップの航海中だ。

●comment
Hundred Rabbitsというアーティストデュオのサイトをチェックしてみると良いぞ。
彼らは北米から時計回りに太平洋を一周して2019年には日本に長期題材してた。
船は1980年代に作られた全長10mの樹脂製ヨットで名前はピノ号。
今はカナダの東海岸で船上生活を送ってる。

●comment
不可能ではないけど日本に行くには長い航路をとるか、距離は短いけど治安の悪い海域を通過する必要がある。
それに世界一周するヨットにとっては行き止まりかかなりの迂回路になってしまう。
そういう意味では南太平洋諸島から日本に向かって北上するよりもオーストラリア東部の方が遥かにアクセスしやすい。
台風など時期的な要因もあるけど。
とはいえ不可能ではないと思うよ。






風向きや距離の関係でアメリカから太平洋を横切ってヨットで日本へ向かうのはかなり大変なようです。
昨年は24歳の木村啓嗣さんがヨットでの単独世界一周の日本人最年少記録を更新しました。