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書く度に芯が少しずつ回転していく事で、芯の片減りを低減させる機構を備えた三菱鉛筆のシャープペンシル『クルトガ』。
発売されるや否や大評判となりましたが、三菱鉛筆のイギリス子会社の作った動画が海外でも評判になっていました。
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uni Kuru Toga from Mitsubishi Pencil Company


↓この動画に対するコメント

●オーストラリア
どこからこのアイディアがでてきたんだろうな?
マジで最高だ!

●アメリカ
俺は1年前からクルトガを使ってるけど、これは今まで使ってきた中でも最高のメカニカルペンシルだよ。
しかも今までよりも芯も持つんだ。
これへのアドバイスは簡単さ。是非試してみてくれ!

●不明
これ、ベイブレードの新しいエンジンギアに似てるな…最高!><

●ロサンジェルス、カリフォルニア州、アメリカ
2本持ってるよ。1本は0.3mmでもう1本は0.5mmだ。
今まで持ってたペンの中じゃ最高だ!

●アメリカ
俺、”なんだこれは、馬鹿げてる!”って言った後に買っちゃうんだろうな(笑)

●アメリカ
これ、一度も止まらずに書き続けたらどうなんだろうな…

●オーストラリア
俺の金を持っていきな!

●アメリカ
これはあり得ない問題の解決方法だな。
彼らは俺に、問題は普通の鉛筆の方にあった、と説明してのけたよ。

●アメリカ
オーマイゴッド、こいつは凄い。
こんな事を考え付くのは日本人だけだな。

●アメリカ
今や芯はダイアモンドか
(訳注:強度を増すために芯に4億個のナノダイアモンドが入っている、と動画内で説明されている)

●アメリカ
カーボン(炭素)って結局のところナノダイアモンドだよな。

●アメリカ
筆記体で書くときは、常に芯と文字はくっついているべきなんだけど、機械的に芯を回転させる場合邪魔にならないかな?
それ以前にメカニカルペンシルは普通の木の鉛筆よりも細い芯を使ってるよね。
このビデオで説明されてる、芯の片側が欠けたりする様な現象は太い芯のもの(0.7mmとか0.9mm)で起きる事だよ。
クールだけど大げさだな。

●インド
(爆笑)ナノダイアモンド=炭素原子=グラファイト(黒鉛)じゃないか。

●イギリス
↑その通りだよね…

●アメリカ
何故普通のペンを手で回さない?
何故このメカニズムを必要とするんだ?
何故芯を研がないんだ?
ダイヤモンドの入った芯にどれだけのコストがかかるのか考えてみろ。
そうすりゃ分かるだろ!

●アルバニア
この解決方法はねーな。

●アメリカ
なんでこういう製品を作り、宣伝するのにエネルギーを使うんだ。
世界を破壊してくれてありがとうございます、今は黙示録の世界だと信じられるよ。
セカンドビッグバンに備えて身の回りを綺麗にしておいてくれよな。

●不明
↑黙ってろ、クソガキが。
多くの人にとってこういう製品は役に立つんだよ。建物とかを考えてみろ。

●アメリカ
↑世界が滅ぶってのに建物なんか何になる?
超自然の力から守ってくれるような家を作れるか?
俺の木の鉛筆を貸してやるよ。

●カナダ
どこで買えるんだ?

●アメリカ
ミツビシ?
AWDとターボがついているのか?

●アメリカ
4億個のダイアモンドだと?
こいつはOver9000だ!

●アメリカ
1.1万本のクルトガを買う
2.芯からナノダイアモンドを取り出す
3.ダイアモンドを現金に買える
4.その金で10万本のクルトガを買う
5.繰り返す

何か問題でも?

●不明
筆記体で書く場合はそんなに役に立たないかもしれないけど、筆記体で書く奴なんているのか?

●アメリカ
↑単語の区切りで回転するだろうし、これは凄く良いよ!

●アメリカ
直感的に思ったのは、筆記具でこういうスポンジ的な緩衝機能は欲しくないって事だな。
俺はたくさん字を書くし、こいつには苛々しそうだな…

●アメリカ
↑俺はこれを持ってるよ。書き味はバターのように滑らかで、線幅は完璧にコントロールされてる。
回転機能に必要な圧力はほとんど必要なし。更にこれの芯は素晴らしいんだ。

●タンザニア
紳士諸君。
未来へようこそ。

●メキシコ
今すぐ欲しいぜぇぇぇぇぇ

●カナダ
要らねえな。
何でCGで説明しているのかは分からないけど、芯はこんな風に減らねえし。

●アメリカ
これは当に製図者(と女性)、2mmの芯の鉛筆を使っている者が少なくとも50年はやってきた事だね。
書く度に鉛筆を回していくんだ。
自動的にこれをやってるのって私だけなのかな?

●アメリカ
俺も自分のペンを回しながら使ってるけど、これは凄いアイディアだよ。
ダイヤモンドから芯が作られるってのはちょっと疑わしいな…
グラファイトとダイアモンドってのは両方炭素で出来てるけど、配列によってグラファイトの方が軟らかいんだよな…
俺のメカニカルペンシルでガラスを切るつもりはないし、このまま普通の芯を使っていくよ。

●アメリカ
これがもっと前に出てたら良かったのにな。
コンピュータ時代の到来で、”書く”って行為は既に死に掛かってるんだ…

●不明
日本人はいつも最高のものを作るな。

●アメリカ
今までと同じように、アメリカで5年後くらいに別の名前で同じものが出てから、使うようになるのさ…

●アメリカ
これは本当に欲しいけど、スペシャルな芯ってのは要らないな

●アメリカ
俺は今までも自分のペンを回しながら使ってたけど何か?

●カナダ
これで中国語か書けるようになるのか?

●アメリカ
↑これは日本語だって…

●トロント、オンタリオ州、カナダ
これはスマートだ。

●アメリカ
俺、英語しか書かないんだよな…

●アメリカ
今の小学校でどの位メカニカルペンシルシルが浸透してるのかは分からないけど、私の子供時代は使ってなかったし、広まりだしたのは中学生くらいの時だったな。
おそらく我々がちょっと書いた後に無意識的に鉛筆を回す技術を習得した最後の世代になるんだろうな。

●アメリカ
これを作った人たちが、我々と優れた技術を共有しようとしている変装したエイリアンなのは明らかだな。

●アメリカ
これこそ物を書くための新しい時代の夜明けだ。
早速友人達にメールしよう。


何故かナノダイアモンド入りの芯が受けていました。
実際に使用した感想はというと、米Amazonを見る限りなかなか評判のようです。
(レビュー数167)
ということで、米Amazonのレビューも少し紹介します。

★★★★☆ - 素晴らしいメカニカルペンシル
―25人中24人が参考になったと答えています―

私は文房具のマニアなんだ。
私は日本からこれを注文して、様々な種類、サイズの紙で試してみたんだ。
私はこれを保証付で推薦するよ。

私は物を書くとき、大体ゲルインクのペンとメカニカルペンシルを使っている。
日本製のこれを見たとき、すぐに飛びついたよ。
これは今まで所有した中でも最も高価なメカニカルペンシルだったね。
(言ってなかったが、私はマニアではあってもリッチなマニアではないんだ)
(Amazonの)これは”アメリカナイズ”されたものだね。
これは輸入版よりもちょっと良くないかな。
プラスチックのハウジングは安っぽいし(日本版のは金属製だった)、回転機構はちょっとうるさい(比較すると。ほとんど変わりはないけど)し、私の手にはちょっと太すぎるんだ。

プラスチックは滑りやすいけど(手から飛び出しそうで、握り心地があまり良くない)、使い心地としてはかなり快適だ。
(まだそれほど長く使ってるわけじゃないが)
回転機構は宣伝どおりに作動している。
実に簡単に細い文字が書けるよ。
0.5mmの芯がまるで0.3mmのように感じられるし、紙に対して傾斜をつけてる訳じゃないんだ。
これが星4つなのは私が使ってるものほど良くは無いからで、しかしそれでも星4つなのはこれが手ごろであって、このメカニズムが書くという事を改良してくれているからだ。

★★★☆☆ - 芯は尖っているが、快適とは言えない
―9人中9人が参考になったと答えています―

メインとなるギミックはあなたが普段書く時にしているように芯を回転せることで常に芯を尖らせ、且つ先端が折れるのを最小限にする、というものだ。
これは少し問題のある解決方法だ。
私には先端のシャープさの違いが分からなかった。
シャープなラインを引く、或いは先端を尖らせる要素は紙と芯の種類(2B、HB、等々)によるものだ。
芯の先端が折れる事の問題に関してはどの種類の芯にも違いは無いようだ。
このペンの一番マイナスなポイントはグリップの快適さだ。
素晴らしいメカニズムかもしれないが、グリップはハードプラスチックで滑り止めのゴムすらついていない。
全体的に言うと、これはペンシルとして使えるが使って快適ではないから、私なら別のものを使うだろう。

★★★★☆ - 宣伝どおりの動き(ワシューガル、ワシントン州)
―13人中12人が参考になったと答えています―

まず最初に―私はエンジニアで、鉛筆の芯に関してはちょっとこだわりがある。

ハイライト:
最初に言うと、私はこれの芯を気にいっている。
ダイアモンド入りの芯がどういう意味を持っているのかは分かっていないが(おそらく熱処理の工程に手を加えて結晶構造を変えているのだろう)、気にいっている。
これは同じクラスの芯と同等の硬さを持っているが、1ランクソフトな芯と同じくらいの色の濃さを持っている。
筆圧が高くても、かなり折れにくいんだ。
ペンシル自体は微妙なフィーリングと重さで合理的なバランスが取れているように見える。
これは普通のペンシルよりもわずかに太く、それが私の好みにあっている。
機械構造は上手く働いているように見えるし、芯はクリック毎に正しい長さが繰り出されている。
回転機構自体は良いように見えるが正直言うと、私は自分で絶えず無意識的に回しているので返って違和感があった。
(自分でそうしていると意識した事すらなかったんだ)

問題点:
ペン先の引き込み機能が無く、これは常に尖ったペン先がむき出しになっている事を意味している。
私は覚えきれないほど自分自身を突き刺し、たくさんのシャツを台無しにしてしまったよ。
消しゴムはかなり小さい。
なんで芯を入れる部分は大きいのに消しゴムを入れる容器は小さいのだろうか?
スペアがあっという間に無くなってしまうんだ。
私はしばしばとても小さな字を書くのだが、芯の回転機構は本当に尖った芯を作り出すことは出来ない。

総括:
私はこのペンシルのフィーリングとスタイルが気にいっているし、芯は大好きだ。
ペン先の引き込み機能に関してはかなり失望している。
このために日々持ち歩く事が出来ないんだ。


★★★★★ - 素晴らしいメカニカルペンシル(ミシシッピ州)
このペンシルは誇大広告であるものの、その価値は自分で決めなくてはいけないだろう。
これはちょっと高いように思うし、”ダイアモンド入りの芯”に価格的な意味があるとは思えない。
グリップ感は快適で、本体は普通のものよりも少し太い。

このペンシルを気にいっている理由―かれこれ2ヶ月毎日使っているんだが、まだ一度も芯を折った事が無いんだ。

★★★★★ - 素晴らしいが完璧ではない(アトランタ、ジョージア州)
これは大学生にとっては素晴らしいチョイスよ。
これは書いている間中きちんと動いていて、フィーリングも素晴らしいわ。
でももちろん、完璧って訳じゃない。
私、この色が気に入らないのよね。

★★★★★ - 芯を尖らせる必要の無い素晴らしいペンシルだ(ケンタッキー州)
このペンシルが大好きなんだ!
どんなに長く使っていても芯を尖らせる必要が無いんだ。
唯一気に入らないのは強く消しゴムをかけるとクリックされて芯が出てしまう、という点かな。
で、もう一本芯を入れるために消しゴムを取り外す必要があるって訳だ。
これには予備の消しゴムと芯もついてくる。
お勧めだよ!



回転機構についてのコメントも多かったのですが、芯についての感想も目立っていました。
ダイアモンド入りという所がかなり注目されているようです。
書いた感触もこんなに強い芯は初めてだ、という感想がちらほらありました。
回転機構については、素晴らしいと言う人もいれば無意識的に自分で回してるから、という人も。
でも、こういうところに目をつけて改良していくところが非常に日本的だなあ、と。

後、付属の消しゴム使う人、結構いるようです。
『クルトガ』という名前は”芯がクルっと回転し、常にトガっている”からつけられたということですが、微妙に異国語感もあるせいか、海外でもそのまま通用するのがいいですね。